活動報告
2024.10.27
第11回セブンの森を開催しました!
2024年10月27日(日)、滋賀県守山市の第2なぎさ公園にて、第11回セブンの森を実施しました!
今回は約150名の琵琶湖を愛する皆様にご参加いただきました!
<受付〜開会式>
参加者の皆様にはまず受付をしてもらい、トング・軍手・ゴミ袋・ライフジャケットを貸出しました。
今回は受付場所を少し変更したため、速やかに受け取っていただくことができました
滋賀セブンの森の活動は、セブン-イレブン記念財団・滋賀県・守山市・淡海を守る釣り人の会の4者協定によって成り立っています。
それぞれの代表者から、琵琶湖の環境保全に対する思いを共有していただきました。
守山市からは、森中市長がお越しくださりました。いつも応援していただきありがとうございます
当会より注意事項を説明して、清掃活動スタートです!
<清掃活動>
4チームに分かれて清掃活動を行いました!
浜辺の木々に引っかかって取り残されたゴミを拾っていきます。
細かく砕けてしまったゴミを砂の中から見つけ出すのが大変でした。
消波ブロックエリアの間には多くのゴミが漂流しています。
足元に気をつけながら回収していきます。
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当会の清掃活動では、参加者全員にライフジャケットの着用をお願いしております。
お持ちでない方には無料で貸出をいたしますのでご安心ください!
付属のガスボンベで瞬時に膨らませることができる、腰巻タイプのものを多数用意しております。
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みなさまのおかげで、たくさんのゴミを回収できました!
(特別に許可を得て、湖岸に軽トラックを乗り入れています)
<分別>
焼却ゴミはそのままですが、缶・瓶・ペットボトル・その他不燃物は分別が必要です!
缶・瓶・ペットボトルは個数も数える必要がありますが、みなさまのご協力により、回を重ねるごとに効率よく作業が進んでおります
<生き物観察>
また会場では、当会若手メンバーが早朝に採集した生き物を、水槽で展示しています
今回は雨が少なかった影響もあり、あまり多くの生き物を採ることができませんでした
そんな中、二枚貝はたくさん見つけることができました!
当会最年少メンバー(小学校6年生)の手のサイズをはるかに超える大きさのイケチョウガイです!
魚は少なかったですが、二枚貝や水草の解説に興味津々のお子様たち
子供たちや生き物たちのためにも、綺麗な琵琶湖を守り続けたいですね
<閉会式>
まずは回収したゴミの量の発表です!
可燃ゴミが57袋と、(もちろん多い量ではありますが)想像よりは少なかったかなという印象でした。
一方、ペットボトルが960本、缶が210個、瓶が60個と、こちらは多かった印象です
これらはリサイクル可能な資源です。適切な回収を心がけていきたいです。
当会の高校生メンバーが今年新たに企画した、宇治川清掃についてのアナウンスも行われました。
次回は2025年2月16日に開催予定ですので、ぜひご協力をお願いいたします
<大川生物調査・小さな自然再生>
清掃活動終了後、大川(野洲川旧河道)の河口部にて小さな自然再生を行いました。
雨が少なく、琵琶湖とのつながりが分断されかけていた大川。
力を合わせて堆積した土を掻き出し、琵琶湖とのつながりを再生することができました。
生き物たちの産卵・生育の場として、大川が内湖のような役割を果たしてくれるでしょう
滋賀セブンの森の活動は、セブン-イレブン記念財団・滋賀県・守山市・淡海を守る釣り人の会の4者協定によって成り立っています。
2019年から始まった10年間の協定も、今年で5年目を迎えました。
多くの皆様のご参加・ご協力により、この活動が成り立ってきました。厚く御礼申し上げます。
これからも次の世代に美しい琵琶湖を守り継げるよう、今後ともご参加・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。